今ではアメリカ村や新梅田シティの滝見小路にも支店が出来て、押しも押されぬ大阪を代表する店になってしまいましたが、ここ法善寺横町にある本店の雰囲気と味は、開店当初からほとんど変わる事はありません。
この店を一言で表すとすれば、「過不足無い」という言葉に尽きると思います。
カツは薄手で肉質がさほど優れているわけじゃありませんが、注文を受けてからの通し揚げなので、冷めた時に出がちな肉の臭みを感じさせません。
それをあっさりとしたダシでさっと卵でとじられ、ご飯とは別々に分けられた状態で出されます。そのまま食べるか、載せて食べるかは客の自由です。
少しゴマが振られたご飯もべちゃっとしたところが無く、カウンター上にある食べ放題のたくあんと梅干でそのまま食べても十分うまいです。山椒や七味も用意されていて、客のわがままに対して全くぬかりがありません。
カツもご飯も程よい量ですが、大食いの人のためにWカツのオプションもあります。さらに、最近ではキムチやおろしといったバリエーションも増えています。
ただ、この店に一つ注文があるとすれば、カレーカツ丼の存在でしょうね。
いや、カレーカツ丼自体は値段もカツ丼と同じ550円でCP的には十分だと言えるのですが、カレーの匂いが店内に充満してしまうのが・・・
喫茶店に漂うカレーの香りは素敵ですが、カツ丼屋にカレーの匂いってのはちょっといただけません。残念ながらカレーの味も凡庸ですし、これなら置かないほうがいいんじゃないかと思うのですがねえ。
と細かい注文もありますが、近くの「坂町の天丼」と並ぶ、千日前B級グルメ界の重鎮であるだけに、これからも末永く営業を続けて欲しいものです。
法善寺横町・喝鈍
住所:大阪市中央区難波1-1-18法善寺横町内
電話:06-6213-7585
営業時間:11:00-21:00
定休日:無休
喝鈍 法善寺横町店 (かつ丼・かつ重 / 近鉄難波)
★★★★ 4.0

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