今では死語に近くなった「一膳めし屋」、つまりガラス棚なんかに皿に盛ったおかずが何種類かあって、客がそれらを適当に取ってご飯を注文、そして最後に合計金額を払うと言うシステムでチェーン展開を図っている店です。市内を歩いているとよく「○○町食堂」って手書き風の看板で書いてある店を見かけますよね。
私はあんまり作り置きをチンして出す店は好きじゃないんですが、そのうちの一軒が会社のすぐ近くにあるので、雨や寒さで外に出るのが億劫な時はやっぱり使ってしまいます。
そんな時に必ず頼むのが、ここの豚汁です。
値段は確か152円だったと思うのですが、小さ目の丼に結構具沢山の豚汁が入っていて、後はおかず一品だけで十分な食事になります。いろいろ頼むと高くつく一膳めし屋ですが、これなら500円台で済むので安心です(笑)。
あと、店に来る客で面白いのは、結構外人のビジネスマンを見かける事ですね。確かに会計は明瞭だし、メニューを読む必要はありませんし、食べるものが目の前にあって取ればいいわけですから、日本語があまり出来なくても困る事はありませんからね。
ここも、もっとその辺を売りにして英語表記を付けたり、LonelyPlanetあたりに売り込めばいいんじゃないかと思いました(笑)。