いつも東京へ出張する時には、二郎や家系など大阪で食べられないタイプのラーメンばかりを食べているのですが、今回はその誘惑を断ち切り(笑)、大森にある南インド料理店「ケララの風」に訪れることにしました。
この店は、今まで250回以上もの南インド料理食事会「グルジリ」を開催してこられた、私の大師匠でもある「怪しいおぢさん」が今度はプロとして参加されているという、グルジリストにとっては聖地と呼べる店でもあるのです。

大森の商店街の外れにある店は、グルジリのイメージとはかけ離れた(失礼)瀟洒な内装で、カレーリーフとマスタードシードが混ざった南インド料理独特の香りはあまり客席には漂って来ず、店のところどころにカレーリーフが置かれていて大変におしゃれでスマートなお店です。
もちろん怪しいおぢさんには表敬のご挨拶をさせていただきましたが、グルコバの事をしっかりご存知だったので思わず冷や汗が出ました(笑)。
この日のランチミールスのメニューは、写真の左上から時計回りでビーツのパチャディ、キャベツのトーレン、かぼちゃのエリセリ、青バナナなどのアヴィヤル、ラッサム、サンバル、パリップ(ダール)がかかった湯取り法で炊いた長粒米、パパド。そして食後にはコーヒーかチャイが付きます。
食べてみておっと思ったのは、グルジリで供されていた時よりも料理にメリハリが利いていることで、サンバルとラッサムといったベースの料理が穏やかな味付けなのに対し、きりっとした酸味のアヴィヤルやパチャディ、ガッツリと塩気が効いたトーレン、そして焦がしココナツの香りとかぼちゃの甘みが絶品のエリセリと、個々に食べてもおいしく、それぞれを混ぜて食べるとなお複雑で楽しいという、実に料理として奥が深い一品になっています。
これでご飯・料理ともに食べ放題でたったの1000円とは、東京の物価からすると信じられないコストパフォーマンスです! ぶっちゃけ、ランチに関しては店の儲けはほとんど無いでしょうね。その辺は、南インド料理を皆に広めたいというグルジリの精神、怪しいおぢさんの心意気が息づいていると言ってもいいでしょう。
カレーリーフが育ってくれば、グルコバも南インドにシフトしようと考えている私にとっても、非常に勉強になった機会でした。大変ご馳走様でした。
ケララの風公式サイト

ケララの風 (インド料理 / 大森)
★★★★★ 4.5


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