今回は居酒屋2連発で行きますよ。

一時期、生野区に住んでいたときは寺田町界隈と言えばホームタウンも同然だったのですが、この店の存在には全く気がつきませんでしたね(笑)。
それだけ、この店の雰囲気が街に馴染んでいるからだとは思うのですが、今回始めて訪れてみて、あの当時にこの店を知っていたらきっと通っていたんだろうなと思わせる良さを感じました。
店内は近所のオヤヂ達で毎晩あふれ帰り、皆阪神の試合を見ながら酒を楽しんでいます。アテは冬場のてっさやてっちりに始まり、鉄火巻きや寄せ鍋といった定番が大きく紙に張り出され、黒板にはその日のメニューが達筆で書き出されています。
もちろん内容は値段の割りに良心的で、適度以上に(笑)古びた店の雰囲気も素晴らしく、大衆酒屋好きにとってはこたえられないお店です。
ただ、店のマスターが結構な高齢で客も負けじと年配の方がほとんどと、この空間がタイムカプセルのように丸ごと昭和のままで時が止まっているような店なので、この雰囲気が楽しめる時間はそれほど長くないかもしれません。今のうちに是非!
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