やっと春が来てそろそろ遠出の季節かなと思ったら、また真冬並みの大寒波が来てしまい、また亀のようにブルブルと縮こまっている状態です(笑)。なので当然ながらまだまだ近隣漁りは続きます。

ここは京橋駅の東側、学研都市線の踏み切りのすぐそばにある、何とも分類に困る飲み屋さん。
店は一見普通の商店なんだけど、中には丸椅子や簡単なテーブルが置いてあり、表に近いところにお好み焼き用の鉄板、奥の冷蔵ケースにはビールとアテがぎっしり。
そして日がな時代劇チャンネルを見ているかなり年配のお父さんと、お好み焼きを焼くお母さんが2人(と言ってもお父さんはビールの補充と勘定だけでほとんど1人みたいなものだけど(笑))で店を切り盛りしています。
客は常連がほとんどで、めいめいが勝手にビールやおかず、皿や箸、調味料などを取って伝票に取ったものを書き込んでいる。勘定の時にはそれを持ってお父さんのところに行くわけですな。
酒もアテもお好み焼きも値段はすこぶる安いけど、味はそのまんま家庭レベル。でも、人んちで勝手に飲んでいるようなこの店のゆる~い雰囲気には食いもんがおいしすぎても気分的に合わないですからね(笑)。
B級グルメのレッドデータブックというものがあれば、真っ先にこの店を載せたくなるぐらい、高齢化でいつ店を閉めてもおかしくない状況ですが、一日でも長くリーマン達の憩いの場として頑張ってほしいものです。
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