先日届いたKerala Kitchenから早速ひとつカレーを作ってみました。

このポークビンダルーカレーについては、渡辺玲氏の「カレーなる薬膳」にもレシピが載っており、私も一度作った事があるのですが、ちょっと八角の香りとビネガーの酸味が前面に出すぎていて個人的にはいまいちだったんですよね。
著作権に引っかかるのであまり詳しくは書けませんが、この本のレシピだとビネガーの量はずっと少なくて、あらかじめ豚肉を漬け込むこともせず、そして多めのすりつぶしたマスタードを使うなど、同じビンダルーという名前でも別物といっていいぐらいにレシピが違っているのがインドだなあって感じです(笑)。
食べた感じは、ちょっと酸味のあるポークカレー(そのまんまやないか)としか説明できませんが、今まで作っていたスリランカポークカレーとはまた違う、さっぱりした性格で気に入りました。これも、そのうちグルコバで出したいと思います。
そしてこの日は私にしては珍しくダールもプラス。
実は、私以上にカレー作りに日々精進しておられるmyblackmamaさんが、かねがねカルータラではこの方式でやってるんじゃないかと睨んでいる、ローストしたダールを使うレシピに挑戦されており、私も一度作ってみないとなと思っていたんですよ。
そう、思ってはいたんですが・・・
ふと気がついたら、ダールをローストせずにそのまま鍋で煮ていました。\(^o^)/
いや、ダールをカップで測ると水を張った鍋に放り込むってのがほとんど条件反射みたいになってしまっているもので・・・これで頭の理性がプチッと切れてしまい、ベランダからカレーリーフの小さい下っ葉をむしってダールに放り込みましたよ。
思わぬ形でうちのカレーリーフの料理デビューとなってしまいましたが、フレッシュカレーリーフの芳香で怒りも一気に収まってしまいましたとさ(笑)。