先日、席数7の丸島洋食店についてのエントリーを書いた時に、同じ狭い洋食店という事でこの店の事を思い出し、そういや本サイトに情報を載せてなかったなという事で久々に訪れてみました。

この店に最初に来たのはかれこれ5年以上は前だと思うのですが、その時と全く同じ風貌とペースで、老マスターが変わりなく1人で調理を全てこなしておられます。
ランチタイムにはほぼ100%で日替わりランチがオーダーされ、こんな目立たない寂れた外見(失礼)では一元客が来るはずも無く、客はほぼ常連で固められているので、昼の雰囲気はほとんど社員食堂のようなノリですよね(笑)。

フライはぼってりとした衣で、ドミグラスも塩気が効いた、かつて堺筋本町にあった「漁火」や難波の「グリルうえの」を思い起こさせる垢抜けない昭和の洋食で、レトロもいいところなこの店の雰囲気にピッタリです。
でも、ポークとそれ以外の料理ではドミグラスの味を変えていたり、付け合せのサラダはなかなか具材豊富で、誠実な温かい仕事ぶりで食べていてほっとさせられます。
ここも、おそらく数年の後にマスターが引退されたらそれっきりの店だと思われますので、今のうちに本物の昭和を味わっておくのはどうでしょうか?
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
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グリルニュー南徳 (レストラン(その他) / 堺筋本町、谷町四丁目、本町)
★★★☆☆ 3.0