今回の食材消費指令はセロリ(笑)。
うちでは季節の野菜を宅配で送ってもらうサービスを使っているのですが、そこからセロリが2度続けて送られてしまい、全部で5本のセロリを消費しなければならない事態になってしまいました。

アメリカだと、セロリは野菜スティックのような形で丸のままボリボリと食べたり、輪切りが中華料理の炒め物に入っていたり(何故かアメリカのフードコートにだけ見られる珍料理)しますが、個人的にセロリをフレッシュのまま食べるのはどうも苦手。
なので、ミートソース(本式のボロネーゼソースは野菜が少なくて牛肉のみなので、あえてこう呼びます)を大量に作って冷凍する事に。それでもセロリを使いきれないので、玉ねぎとセロリの薄切り、ベーコン、ニンニク、キャベツと一緒に煮込んでスープ仕立てにしました。
これだと冷凍庫のスペースが圧迫されてしまいますが、それでもセロリ5本分よりは少ないし(笑)、子供やパン教室にも使えるからカレーより潰しが利きますからね。
ミートソースは、まず玉ねぎ2個とセロリ3本、ニンジン2本、ニンニク4かけを全てフープロでみじん切りにし、それらを油で軽く色づくまで炒め、トマト缶とベイリーフ、塩、赤ワイン半本、オールスパイス少々を加えて5分ほど炒め煮してマサラ(笑)を作り、合いびき肉800gを入れて肉に火が通るまで炒めます。
そこにケチャップ1/3カップ、ウスターソース1/4カップ、コンソメキューブ4個を加え、グレイビー(笑)にとろみが出てくるまで30分ほどグツグツ。
いったん火を止めて2時間ほど放置して味を落ち着かせ、最後に再び火を通し、塩を調節して出来上がり!
しかしこの手の料理を作る時にいつも思うのですが、材料や手順はほとんどインドカレーと同じなのに、スパイスの量や種類でこれほど味の違う料理が出来るのですから、料理ってのは不思議なもんですよねえ・・・
上の子はうまいうまいとガツガツ食べてましたが、下の子はスープは食べたけど、ケチャップ味が嫌いなヘンコなのでスパゲティには手をつけず・・・後でインスタントラーメンをバクバク食ってたので、汗水たらして大量の食材と格闘した身としてはちと複雑でした(笑)。