鶴見のスーパーはまや(はまや食品)は、平日でも一応オープンはしているのですが、日曜の中国朝市が開かれている時に限っては、鮮魚や食肉の品揃えが一気にどーんと増えるんですよね。

中には消費期限をとっくに越したようなどこの部位か分からん冷凍モツなんかもありますが(笑)、私が目を付けたのが、丸焼き用の冷凍丸鶏450円。パッケージにはアラビア文字が書かれているので、ハラール食品として売られているものでしょうね。これで重さはだいたい1kgぐらい。その隣にはもっと大きな、爪までついた(笑)生の丸鶏がありましたが、でかいし1100円と高いのでパス。
この丸鶏を何にするかと言うと、韓国料理のサムゲタン(蔘鷄湯)。
とは言え、手元に高麗人参は無いし、鶏の中に詰めたもち米がワラワラとスープに溶け出して重ったるくなるのが好きじゃないのもあって、単にニンニク・ショウガ・ネギ・大根、ニンジンとで煮込んだので、全然サムゲタンじゃなくて、どっちかと言うとジャガイモの入らないタックハンマリと言ったほうがいいかも(笑)。
レシピというほどのものではないですが作り方を書くと、鶏をさっと水洗いして圧力鍋にニンニク・ショウガ・ネギ、1.5リットルぐらいの水と一緒にドボン。沸騰させてアクを取ったら高圧で30分煮込みます。
火を止めたら放置して圧が下がったら、今度はクタクタになった香味野菜を取り出して大根とニンジンを加え、今度は低圧で15分。
子供が食べるのでいったん鶏を取り出し、肉をほぐして骨を取り除いたらスープに戻し、塩コショウで味を整え、刻みネギを振って出来上がり。
丸鶏の時の写真を撮り忘れてたので、あまりサムゲタンっぽくない料理写真ですいません。でもスープの味はコク深くて、このままラーメンに出来そうなぐらいにバッチリでしたよ。ただ、肉はカスカスのダシガラになってて子供には不評でしたが・・・
その辺は、ダシが出切ってもおいしいテールにはかなわないところですけどね。まあコストが倍以上違うので単純比較すると鶏に気の毒ですが(笑)。さて今度作るときは、本当にラーメンにしてみようかな?