メモリカードのトラブルでほぼ写真が全滅してしまったロサンゼルスでの食事ですが、この吉野家で食べた時だけは、たまたまカメラを持って行くのを忘れて、手持ちの携帯で撮っていたんですよね・・・

巨大な弁当箱サイズにみっしりとご飯が詰められ、牛肉や鶏肉、野菜が載せられたコンボボウルというのを現地の人は食べていたりするのですが、日本人の私は当然ながらビーフボウルのレギュラーで(笑)。
こちらでは最初から発泡スチロールの容器に入れられており、ティーバッグのお茶は有料で、しょうがと七味は別の店内カウンターから持って来るのが日本とは違うところです。
並で日本の特盛りに匹敵するボリュームがあるので、お茶と一緒でちょうど$5という値段は、ラーメンでもカレーでも何を食べても$10ぐらいはしてしまうアメリカの日本食事情を考えると、非常に格安である事は確かですよね。
まあ、基本的に味はほぼ同じなのですが、タレの味が若干甘辛くなっていて、ご飯は日本よりもパサパサしたもの、ショウガはしょっぱくて毒々しい赤色をしており、七味はどう見てもチリパウダーにゴマ、陳皮がせいぜい加わったぐらいの実質「三味」で、そういう細かい差異の積み重ねで、なんか日本とはかなりの別物に感じさせてしまいますなあ。
しかし今回何より驚いたのは、吉野家以外にもビーフボウルをメインに出している店がロスのダウンタウンにあったという事実です!
いや、日本と同じように米を主食とすることに抵抗の無いメキシコ人コミュニティで牛丼が受け入れられているのは分かってましたが、まさか競合店が出来ているとは予想外でした・・・今回はさすがに勇気が無くて行けませんでしたが、次の機会があれば行ってみます(笑)。
Yoshinoya
363 S Broadway
Los Angeles, CA 90013

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