ジャンジャン横丁に私が初めて訪れた25年以上も前から、天ぷらとめしだけを提供し続けてきた店が、最近はずっと店を閉めたままになっていたのでこのまま廃業かと思ってました。

ところが、今年の秋に突然内装をリニューアルして再オープンし、大将も息子さんと思われる若い人と一緒に厨房に立つようになってました。古くからの個人店が、こういう形で休業から復活するのは極めて珍しいパターンで、最近は個人的に慣れ親しんだ店の閉店が相次いでいたので、この店が復活しているのを見た時には非常に嬉しかったですね。
以前は酒は置いてなくて、あらかじめ揚げ置きされたものを適当に頼んで飯と一緒に食べるという、西成&新世界では珍しい純粋な食事の店だったのですが、新店はビールなど酒類を置くようにして、2本セットで通し揚げするシステムに変わってました。なお、ビール大瓶は500円とやや高め。
ただし天ぷらの味付けは以前と変わらぬ関西伝統のウスターソースと、塩・醤油のみで、ツユをかける天丼があるくせに何故か単品の天ぷらには天ツユを添えないところは、店のポリシーなんでしょうか。でも酒のアテならいいけど、ご飯にはツユで食べたいような気も(笑)。
天ぷらの衣は薄手ですが固めの仕上がりでサイズも大きく、ウスターソースとの相性はさすがに良好ですね。逆に、天丼のようにツユが浸った状態になるとフニャッとしてやや物足りない食感になってしまいます。

でも天丼はエビ天が2本ある上に、チクワやナス、レンコン、玉ねぎ、青唐なんかも載ってて味噌汁付きでワンコインと格安なので、これはこれで頼む価値は十分ありますよ。
これから代替わりが徐々に進行する中で、いったいどんな店になって行くのか楽しみですなあ。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>https://gourmet.gazfootball.com/recent.html

かめや (天ぷら / 南霞町駅、動物園前駅、新今宮駅)

夜総合点★★★☆☆ 3.5


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