昨日のエントリーで、「ラーメン荘 おもしろい方へ」の名前をつけて笑福のレポートを書いたら、検索でやって来た方が結構いらっしゃいました。
・・・すいません、分かっててあえて釣ってみました。で、いつまでもその状態ではサイトの信用問題(そんなものあったのか?)に関わるので、昨晩にちゃんと実際に行ってきましたよ。

場所はJR住道駅近くにある商業雑居ビルの「ポップタウン住道」の中、府道八尾枚方線に面した1階にあります。すぐ東隣にはポップタウンオペラパークという真新しいショッピングモールがありますが、そちらとは違う建物なので注意。
以前は「どさん子」というラーメン店の場所だったようで、店内は広々としたコの字型をした低めのカウンター席で、中の厨房が丸見えなのは、二郎系列の店としてはかなり珍しいタイプですよね。
店に来た時間が8時前ぐらいだったせいか、店内は7割程度の入りで余裕がありました。ここも、いずれ「歴史を刻め」のように行列が当たり前になってしまうんでしょうか。
メニューは、650円のラーメンと、850円の豚ラーメン、1000円の豚ダブルがあり、麺量は400gの大と300gの並、推定200gの小で全部同じ値段です。それを考えるとちょっともったいないですが(笑)、私の注文は小の200gで。
麺はかなり太めの縮れが入った平打ち麺で、ホギホギとした食感は二郎そのもの。ただし、麺の茹で方がまだ安定してないのか、ところどころで2~3本固まって生煮えだったりする部分があったので、そこがちょっと残念かな。
スープは微乳化でしっかりカネシが立った甘み少なめの関東風。コクはやや浅めですが、トロトロの背脂が旨みを補っていて水準は高いです。
豚はほぐれ気味のウデ肉とバラ肉が1枚、そして珍しいことにモモ肉が1枚載ってました。モモ肉は長時間煮こむと出し殻になって崩れてしまうので、二郎系には合わないと思っていたのですが、それを知ってあえて出しているのでしょうか。
そのモモ肉を食べてみると、案の定かなり崩れる食感でしたが、醤油味が良く染みているせいかギリギリ出し殻感からは免れていた感じ。これからもモモ肉を出すのであれば、もうちょっと煮込みを浅くしたほうがいいですかね~。
野菜は全体的にシャキシャキ感があって、盛りも良くて良かったです。
とまあ、細かいところでいろいろ文句はありますが、全体としては良くまとまった、まさに関東の二郎はこんなんだったなあと思い起こさせるような、非常にバランスのとれた一杯でした。
でも、行きにくくなるので個人的にはあんまり人気にならないで欲しいなあと(笑)。どうもご馳走様!


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