この週末は、嫁さんと子供が実家の旅行に誘われて居なかったので、久々に訪れた独身時代を満喫させていただきました~。
と言っても土曜日はあいにくの大雨で大した行動は出来ず・・・で、天気が回復した日曜は、思案の末に今まで訪れた事がない場所に行ってみようと思い立ち、当然ながら食い気メインでプランを考えたところ、明石で玉子焼きを食べて魚の棚商店街をブラブラするという事に決定。
で、玉子焼き、つまり明石焼きの店をネットで下調べしてみたところ、どうも明石駅周辺の有名店は昼時にかなりの行列が出来るという話。
何よりも行列が嫌いな大阪人としては、これはどうにかならないかとさらに検索してみると、別のエリアでも明石焼きのおいしい店がいろいろあるそうで、その中から選んでみたのが「てんしん」さん。
明石駅からさらに山陽電鉄で東二見駅まで行く必要があり、金と時間という面では全然効率的じゃないのですが(笑)、なんとなく心引かれるものを感じたので迷わずここに決めました。
店は駅からすぐ近くのところにあり、店名が示すそのままに店先で天津甘栗が売っていてちょっとビックリ。
開店時間を狙って訪れましたが、すぐに持ち帰りを中心に馴染みらしいお客さんがどんどんとやって来て、いかにも地元の人気店という感じですね。

私がオーダーしたのは、530円の「特上玉子焼き」。特上は普通の玉子焼きよりも卵がたくさん入っているそうで、ちょっと手前に傾いた上げ板に置かれた玉子焼きからは、卵が焼かれた良い香りが漂います。
フワフワの玉子焼きを食べてみると、卵の濃厚さとコリコリした大ぶりのタコの食感が何ともたまりません。ダシは昆布と鰹がガッツリ効いており、玉子焼きの濃厚さに負けてなくてバランスが良いですね。
テーブルの上にあったソースをつけて1個食べてみましたが、ソースだと玉子焼きの繊細な香りが消えてしまっていまいちでした。これならまだ醤油のほうが合うと思いますね。
玉子焼きのサイズは1つ1つがかなり大きく、15個も食べると相当お腹がいっぱいで、ノーマルの玉子焼きで500円という値段はコストパフォーマンスとしてはかなり優秀ですよね。おかげで連食は無理になっちゃいましたが・・・(笑)

あと、持ち帰りで「たこ焼きそば」を買って夕食に食べてみましたが、味は濃い目のソース味で大きなタコがゴロゴロと入っていて、ビールに良く合う味でした。
焼きそばで面白かったのが、丁寧に料理を紙箱に入れて包装紙で包んでいたこと。大阪の場合はだいたいスチロールの船に入れてビニールと紙をかぶせて輪ゴム、というのが常識なのでちょっとしたカルチャーショックでしたね。(^_^;)
いや~、明石焼きは大阪でも2~3度食べたことがあってその時はどうもピンと来なかったのですが、さすがに本場の明石焼きはおいしかったです。これならまた是非食べに来たいですよね。どうもご馳走様!


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