一時期、東京方面で話題を独占していた「東京チカラめし」に対抗してなのか、吉野家に続いて松屋、そしてすき家にまで「焼き」メニューの波が押し寄せてきてますね。
その中で、ちょっと前に牛カルビ丼を「肉が硬い」という苦情が出てメニューから取り下げていた松屋が、今度は焼き牛めしという形でリベンジしてきたメニューを食べてみました。
肉の厚みで、ノーマルと厚切りの2種類があり、ノーマルは380円で厚切りが480円。そして何故か厚切りの方にだけ刻みネギが載せてあります。当然、私のオーダーは安い方(笑)。

で、出て来た品を見ると、正直言って肉のボリュームは寂しいです。吉野家は玉ねぎで嵩上げしてますが、松屋は肉だけの分、かなり損をしていますね。
肉の厚みについても、本当に牛丼用の肉を焼いたような感じで食べ応えはありません。ちゃんと肉を食った、という実感が欲しい人は厚切りの方にするべきですね。
ただ、味という面では意外と健闘しています。もともとのタレは普通の甘辛でご飯にも味は染みてないのですが、卓上にある定食用のタレで補完すると良い感じ。牛丼にそれらのタレは合いませんが、焼き牛めしの肉なら十分行けます。
タレがバーベキューとカルビソース、ポン酢ベースの3種類あって、気分と好みに応じて使い分けられるのは松屋の強みですね。
ただ、380円という値段は吉野家と比べるとおかずのボリュームでは価格相当の差かと思いますが、以前の牛カルビ丼に比べると内容的には相当寂しいです・・・
サラダと食べてやっと1人前という感じなので、実質480円であることを考えたら、ヘルシーではありますが吉野家とCP的にはトントンで、再オーダーは微妙なところですかね~。

松屋 南森町駅前店牛丼 / 大阪天満宮駅南森町駅扇町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0