次回7/27開催のグルコバが、アーンドラ・プラデーシュ州の料理がテーマなので、アーンドラならではの独特なダール(挽き割り豆がメインのカレー)であるトマト・パプを作りました。

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主食はケララ名物の折り込みパンであるパロタで。上はパロタ生地を薄く伸ばしてクルクルと棒状に巻き、それとトグロのようにまとめたところ。これをさらに麺棒で伸ばして焼き上げます。

普通の南インド料理のダールは、マスールダールやムングダールを使うことが多いのですが、パプはサンバルなどに使われるトゥールダールを使い、なおかつパウダースパイスにサンバルマサラを使うという、ダールとサンバルの合いの子のような料理なのです。

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パプは、これもアーンドラ料理でよく使われるキーライと呼ばれるアマランサスの葉っぱと煮込む場合もありますが、それだとさらに癖が強くなるので、日本人向けにはトマトを使ったこのトマト・パプのほうが受け入れやすい気がしますね。

パプだけでなくアーンドラ料理自体が全体的に濃いので、グルコバではややレシピを軽めの方向に調整して出そうと思っています。