同じ幸梅軒でも本サイトに載せている船場センタービル10号館の店とは違って、こちらは船場センタービル4号館にあるほうの店です。
こちらの方が全体的に値段が高いので、本サイトには安い10号館の店を載せているのですが、今回あえてこちらを取り上げるのは、ひとえに「中華カツ丼」の存在があるからなのです。
以前からこのメニューには目を付けていたのですが、かなりボリュームがありそうだしアメリカ帰りのダイエット中という事でずっと避けてきたんですよね。そしてようやくベスト体重に近づいて来たというわけで、封印を解いて食べに行く事にしました。
店内は昼時という事もあってか、マスターのダミ声が響き渡って活気があります。つーか、正直うるさい(笑)。他のお客さんはあんかけ焼きそばとチャーハンのセットを食べている人が多い様子。
と思っていたらほどなく中華カツ丼が到着。店外のディスプレイでは、カツの横に卵とじが載った形になっていて、見た目ではあんまり期待が出来なかったのですが、実物は大きめの丼にカツが乗っかって、やや薄めの醤油色をした餡がたっぷりかかった外見で、これはよい方向に期待が裏切られました。ただ、容器の割にはご飯のボリュームが思ったほどではなく、その意味でも期待は少し裏切られたんですがね・・・
味のほうも、やや薄めではあるけども甘辛テイストで、十分私の好みの範囲内です。ご飯に比べて餡の量が多いので、これぐらいの甘辛度のほうがバランスがいいのかもしれません。
ただ、やはり近くの南海飯店の550円の中華牛丼に比べると、ミニサラダがついているとしても750円という値段は割高ですし、他のメニューもボリュームはあるけども味にそれほどのパンチが無く、店全体のCPとしてはそれほど高得点はあげられないのが残念なところですよね。
でも、近くに好みの中華カツ丼が見つかって良かったです。これで食べたい発作がいつ起きても安心だ(笑)。
そういや、たまたまK1郎さんの「うまから手帖」でも中華カツ丼の話題が出ていたので、その「若水」にも是非行ってみないと。
幸梅軒 (中華料理 / 堺筋本町)
★★★☆☆ 2.5