やっと私的には夏がやって来た!という感じのお盆週末だったので、ガッツリスタミナをゲット出来る料理を作りました。

まずは、次回のグルコバに出すマトンカレーの試作。
夏らしくトマトとニンニクをたっぷり入れたスタミナレシピにしたのですが、ニンニクをたくさん入れるとグレイビーに独特のとろみが出ますね。もう少しスパイスの使い方をリファインしてグルコバに出すつもりです。
あ、トップページにあるようにグルコバもまだ席に余裕がありますので、是非未参加の方も申し込んでみてください!
そして、日曜は突然テールスープが食べたくなったので、鶴橋の「本家とらちゃん精肉部」まで買出しに。私が知っている限りでは、この店が鶴橋界隈で最も安く和牛のテール肉を売っているところですね。テールの値段は外国産のほうが安いかもしれませんが、国産とは全然ダシの出方が違うので避けたほうが賢明です。
ただ、ここはかなり鶴橋の地理に詳しくないとなかなかたどり着けない場所にあるので、そういう意味では敷居が高い店ですな(笑)。ヒントとしては、鶴橋駅の西口改札を出て東の商店街方向へと進み、チヂミ屋が並ぶ一帯を通り過ぎると豊田商店を始めとするキムチ屋が密集する通りに突き当たるのでそこを南下。ガード下に並ぶキムチ屋を通り過ぎていくと、左手(東側)に人1人がやっとこさ通れる細い道が見つかるのでそこをまた東へ。すると、肉屋の電飾があるので分かるはずです。ここらは、他にもホルモンや韓国食材、蒸し豚、韓国の生菓子なんかを売っている店が立ち並ぶ、鶴橋で最もディープなエリアでもあるので、単純に眺めているだけでも楽しいですよ。
この店にはテールのほかにも、綺麗に掃除されてピカピカになったホルモンも取り揃えておられ、思わずつられてテール以外にも何か買いそうになってしまいましたが、アメリカ出張以来胃袋が拡張してしまって最近は体重が増加傾向なので、ここはグッと我慢しました。
テールはさっと水で洗ったら熱湯で5分ほど下茹でし、テールを1個1個手でギュッと絞って骨の周りに染み出した血液を取り除きます。
圧力鍋にニンニクとしょうが1かけ、ネギの余ったところを放り込み、圧力鍋の高圧で1時間煮込み、火を消して自然にピンが下がるまで放置します。
テールを一旦取り出して冷まし、肉を食べやすいようにほぐして再び肉だけをスープに戻します。
本来のコムタンのレシピなら大根も一緒に煮込むところですが、冷蔵庫に白菜が余っていたので細めに刻んでスープに加え、溶き卵と刻んだネギを入れて出来上がり。味付けは塩だけにしました。

当然、スープには白ご飯をぶち込み、ビールやキムチと一緒にワシワシと行った事は言うまでもありません(笑)。