なんだかんだで年末が近づいてくるといろいろと忙しくなり、特に今は日曜日のグルコバに向けての準備もあるので本当に大変です。
年末の開催にも関わらず、満席になってくれたのは渡辺レシピのご威光があるとは言え、大変有り難い事ですが、また重要なスパイスを忘れる事になりそうで怖いなあ・・・(笑)
さて、こっちも急いで終わらせてしまわないと年を越してしまうので・・・大阪ベストB級グルメ2009【洋食・焼肉・中華編】です。
洋食:「丸島洋食店」@天下茶屋
洋食屋としてはおそらく日本で5本の指に入るラーメンのウマさ(笑)と料理のボリューム、値段、ロケーション、ご主人夫婦の息の合い方など全て含めて、B級好きなら必ず足を運ぶべき世界遺産店。「駒さん」@東天満・松ヶ枝町の激烈ボリュームも捨てがたいですが、この店の前では次点に留まらざるを得ないですなあ。
もっとも、かつて桃谷にあった名店「グリル・トミー」のように、ここもおそらく大将が料理を続けられなくなれば終わりの可能性が高いというのが、零細個人経営店に付き物の問題とは言え、本当に寂しい話ですよねえ・・・
焼肉:「角店」@天下茶屋
基本的には夜だけだし、中年の身にとっては居酒屋や立ち飲みのようにはしごしにくいジャンルなので、今年は2店しか追加できませんでしたが、この店は他のジャンルのベスト店に負けないだけの魅力を備えているお店だと言えます。
「良い肉を食べる事」以外の無駄や虚飾を全て排した、B級グルメのスピリッツを体現している、古き良き大阪焼肉の姿を今も保ち続けている名店ですが、少し前までは大将が体調を崩されてしばらく店を閉めていたようで、こちらも先行きが心配ですなあ・・・
中華:「東海園」@内本町
一般的にメニューが多くて評価のためには何度も通わなければならないジャンルですが、今年は意外と多く掲載してましたね。でも、特にこれ!という決定力を持ったお店が、残念ながらあまり無かったのも事実。
そんな中で、価格とクォリティのバランスが一番良かったのがこちら。料理は安価でありながらどれも丁寧で、大きなインパクトは無いですがしみじみ満足できるいい店です。
他には、ヘンコ好きなら「大東」@天満橋、とにかく安くなら「福々亭」@都島がお薦め。