前回は昨年の9月に神戸で開催された、カレー&スパイス伝道師として知られる渡辺玲氏を関西へ迎えて行われる料理教室の第2回目が、場所を大阪・西九条にあるクレオ大阪西に移して行われました。

今回のメニューは、水ナスのサンバル(タマリンドの酸味の利いた野菜カレー)とラッサム(辛酸っぱい胡椒スープ)に、ミックスダール(豆カレー)、春キャベツのポリヤル(ココナツ入りスパイス炒め)、明日葉のパチャディ(ヨーグルトとの和え物)という、ベジタリアンミールスの王道と言うべきラインナップ。
それに加えて、まさやん氏やHaggie氏、ramiyaさんといった実行委員会の方から提供された、ライムのピックル(辛酸っぱい漬物)、アッパラム(南インドの豆粉せんべい)、沖縄で作られているらしいドラムスティックのお茶といったものもふるまわれました。

いつものように、簡潔・明快・要点を突いた渡辺師による熱い指導・解説は、非常にためになります。
とは言え、さすがに物凄い新発見があるというわけじゃないですが(笑)、生来の飽き性のおかげで、ケララだスリランカだノンベジだといろんな料理に手を出してしまいたがる私にとって、ベーシックな部分で確かなポイントを押さえられるってのは、自分の立ち位置がしっかりと固まる感じがして、本当に心強いんですよね。
次のグルコバではサンバルとラッサムについては是非再現して、今回来られなかった皆さんのためにもフィードバックしたいと思います。
渡辺先生、遠路はるばる、関西にまで伝道していただいてありがとうございました。また次も楽しみにしております!