私のサイトでも、よく「昭和を感じる店」といった言い方でレトロな店を紹介する事が多いのですが、そういう場合は枯れた雰囲気のお店を指す場合がほとんどでした。

しかし、千林商店街にあるこの「丹倉」の場合は、店員も客も年代はほぼ「団塊の世代」、いわゆる昭和の中でも高度経済成長時代を戦い抜いてきた先輩ばっかりなので、まあ現代の若者に比べても元気でエネルギッシュな事(笑)。実に皆さん、良く飲んで良く食べて良くしゃべってらっしゃいます。

料理の値段はそれほど激安じゃありませんが、280円のどて焼きは軽く100gは入ってそうなてんこ盛りで、380円のヒレカツは直径5cm、厚さ1.5cm大のカツが4つゴロゴロ、野菜炒めは中華の一品並に肉と野菜が盛り上げられていて、隣の客と分け合って仲良くしろと言われているような無言の圧力を感じます。まあ、この店では当然料理に関係なく、そこらの客から話題を振られてしまうわけですが(苦笑)。
出来ればゆっくり飲みたいという場合は、店が昼から開いているので昼下がりに一杯やるのがいいかも。定食やどんぶりものなども揃っているので、昼の食事がてら一杯という楽しみ方も可能ですよ。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
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丹倉 (居酒屋 / 千林大宮、千林、森小路)
★★★☆☆ 3.5