今年も拙ブログ及び大阪B級グルメガイドをご覧いただき、大変ありがとうございました。
と本来ならばご挨拶を述べなければならないはずなのですが、今年はぎりぎり大晦日になって、このシリーズには全く手をつけられてなかったことにようやく気づきました(笑)。
と言うことで、大晦日から年明けへと続くシリーズになってしまいますが、今年も初訪問した店の中から、各ジャンルベスト1を決めさせてもらおうと思います。
では、昨年と同じ順番での発表をさせていただきますと・・・
 
ランチ:「喫茶 愛」@天満橋
そういや昨年にベストに挙げた、焼肉定食が390円だった「焼肉工房神戸館」が、今では完全に別の店になってしまってまして、やっぱりあまりにも採算が取れそうにないメニューを出している店は、破れかぶれの安売りか資金繰りの苦しさゆえ、という傾向はあるようですねえ。
そういう意味で、今年は昨年ほどインパクトのある店が無かったのはある意味安堵すべき話なんでしょうが、それでも、ここのようにたっぷりしたサイズのリブステーキ定食が600円、目玉焼きがついたハンバーグ定食が450円で食べられるというのは間違いなく破格ですよね。
ただ、調理を担当しているお母さんが相当な高齢で、マスターも近々店を閉めるような事をおっしゃってたようですし、この昭和な値段と雰囲気が楽しめる時間はそれほど長くないかもしれません。
 
お好み焼き・たこ焼き:「てらまえ」@長瀬
大阪B級グルメを標榜しているサイトなのに、相変わらず店の数が増えない粉もんですが、その厳選された(笑)基準に負けないクォリティを示してくれたのが「てらまえ」さん。
幻のソースと言われるヘルメスソースをOEMしたオリジナルソースで味付けられるお好み焼きは、味が良いのは言うまでもないとして、どれも学生の街にある店らしく凄まじいボリュームで、何種類もある「道とん堀」や「通天かく」といった創作メニューは当然として、普通の豚モダン焼きでも十分腹がいっぱいになります。
 
居酒屋:「松久」@森小路
今年訪れた居酒屋の中ではほぼダントツでNo.1に輝いたのは、森小路の松久。
昭和な値段と雰囲気にも関わらず、三代目となるマスターとスタッフによる若さあふれる元気いっぱいの接客は、いつも気持ちの良いものがありますよね。
料理は単に安いだけではなく、市場から仕入れた新鮮な刺身や天然出汁が絶品の揚げ出し豆腐といったベーシックな品はもちろん、普通の居酒屋ならレトルトのような品が出されるハンバーグでさえ、じっくり10分以上もフライパンで蒸し焼きにされる洋食屋も真っ青なこだわりぶりで、この店にかける意気込みがひしひしと感じられる名店です。
 
で、続きはまた来年という、私のサイトらしい中途半端な状態での年越しになってしまいますが、ひとまず皆様よいお年を~!