大阪市の西淀川区、阪神の出来島と千船の間に、「大阪マスジド」というイスラム教寺院、つまりモスクがある事は以前からうわさで聞いておりました。
たまたま最近、Facebookで知り合ったグルコバ参加者の方から、そこの近くに「シタル」というハラールレストランがオープンするという話を聞き、いろいろと情報を探ってみると、どうやらマスジドの建物の1Fにパキスタンやインドメーカーのハラール食材ショップがある様子だったので、尼崎の会場を予約しに行くついでに調査してみることにしました。

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場所は、町工場と民家が立ち並ぶ普通の下町という雰囲気で、建物もごく普通のビルであんまりイスラームな雰囲気は感じられません。

ハラールショップは1Fの入り口に面しており、意外と広々としていますね。

品揃え的には、ホールスパイスの種類はそんなに多くなくて、AHMED社製などのミックスマサラや缶詰、レトルト、ピックル類が棚を占めています。プロ向けじゃなくてあくまでハウスユースが対象って感じでしょうか。

ハラールミートは当然ながらかなりの充実度で、骨付きマトンやミンチといったイスラム料理に欠かせない食材はバッチリ完備されています。ダルやスパイスは質的にややバラつきがあり、ココナツオイルなどは消費期限が切れていたりしたので、メインのスパイス入手経路じゃなくて非常用ってとこですかね。
レジの店員さんはウイグル人っぽい方で、その時の客はアフリカ系やアラブ系の方が来ておられ、彼らが「共通語」である片言の日本語で会話していたのが面白かったです(笑)。

シタルとは別に、マスジドの隣にも別のレストランがオープンするとの告知がありました。そのうち、それらの店にも行ってみたいですね。