こちらはオープンした直後から、うどんが美味しいとの評判が早くも立ったお店で、次回香川に行く事があれば訪れてみたいなと思っておりました。
今回の旅は阿讃亭の天然うなぎが目的だったものの、やはりこのメンバーで香川に来てうどんを無視して帰るという事はあり得ず、暑い日だったので「ひやかけ」が食べたいな~というコンセンサスが自然に固まり、定評のあるこちらが選ばれました。ラッキー♪

ishさんがおっしゃるには、軟体麺でつとに有名だった飯山なかむらが今では別物のうどんになってしまったという話で、一福はその往年のなかむらを彷彿とさせる麺だと聞こえていたのでそちらも楽しみでした。

店は1時を過ぎているというのにまだ行列が出来ており、中では若い店主さんが「なんかヤッてんのか?」と言うぐらいのハイテンションで、踊るようにうどんを湯がいては洗っておられます。

蒸し暑い中いただいた「ひやかけ」の小(200円)は、見た目はなかむら風の細身の姿ではありますが、意外とエッジが立っていて伸びも普通で、なかむらとはちょっと方向性が違う感じでしたね・・・
ダシも色味こそ薄いものの、なかむらの純イリコとは違ってカツオが効いたダシで、美味しい事は美味しいけどなかむらを期待して行ったので少し肩透かしではありました。

ただ、こちらで生麺を買って後日家で食べたところ、びよ~んとした軟体麺らしい感触を味わえたので、この時はたまた麺ロットのブレが大きかったんでしょうね。奥の作業場を見ると女性の方がうどんを伸ばしておられましたし、これだけ回転が早い店だとどうしても分業は必要ですからね。
一度、忙しくない日に店主さんが打った麺で真価を味わってみたいお店です・・・ってそんな時間帯は全く無さそうだけど(笑)。
うどん 一福

昼総合点★★★★ 4.0



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